古屋日華懇会長:台湾のCPTPP参加を支持

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日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の会長、古屋圭司・衆議員が理念の近い国々と共に台湾のCPTPP加入に向けて働きかけたい意向を示した。(写真:CNA)

日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の会長、古屋圭司・衆議員が、9日午後に台湾で行われた記者会見で、台湾は経済力が十分にあり、世界貿易機関(WTO)とアジア太平洋経済協力会議(APEC)のメンバーでもあるため、環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)に加入する資格があると述べ、日本としては全面的に台湾の加入を支持し、理念の近い国々と共に台湾の加入に向けて働きかけたい意向を示した。

古屋氏は国際フォーラム「玉山フォーラム」と中華民国の建国記念日、双十国慶節の祝賀行事に出席するために台湾に訪れた。

一方、台湾が直面した外交状況について、古屋氏は、中国が短期的利益を優先させる高圧的な経済的手法を使って太平洋地域に進出していることは、民主、法治、人権を普遍的な価値とする国々はみな、懸念をもっていると指摘。「日本太平洋島嶼国友好議員連盟」の会長でもある古屋氏は、来年に行われる関連会議で、インド・太平洋地域の安全保障問題を重要な議題にする予定。

また、駐台湾日本記者が中国が台湾への個人旅行を禁止することについて質問した。それに対して、古屋氏は、台湾は日本の人気海外旅行先だし、日本も台湾人にとって好感度が高い国の上、週600便を超えた航空便があるので、お互いの観光環境はまったく問題がなく、日華議員懇談会のメンバーたちも台湾へ行く日本観光客の招致に積極的に協力すると約束した。

(編集:林蕙如/王淑卿)

新聞來源:RTI
編集:林蕙如