双十国慶節花火、24日試験的に打ち上げ

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屏東県では24日夜、今年の花火大会の会場となる、屏東県と高雄市の間を流れる高屏渓にかかる旧鉄橋の屏東側にある河濱公園で、花火を試験的に打ち上げた。(写真:屏東県提供、CNA)

10月10日は中華民国の建国記念日、双十国慶節。毎年恒例の双十国慶節祝賀花火大会は今年、台湾南部・屏東県で行われる。屏東県での国慶節花火大会の開催は、2007年の大鵬湾における花火大会以来、12年ぶりのこと。

屏東県では24日夜、今年の花火大会の会場となる、屏東県と高雄市の間を流れる高屏渓にかかる旧鉄橋の屏東側にある河濱公園で、花火を試験的に打ち上げた。

24日夜8時からの花火は5分間続き、1500発の花火が打ち上げられた。花火の幅は100メートル、高さは200メートル、やや低い花火でも50メートルあった。音楽の伴奏はなかったものの、10月10日本番の花火大会の美しさを垣間見ることが出来る。

屏東県の潘孟安・県長(県知事)によると、今年の国慶節花火大会では花火を1万6000発以上打ち上げ、最も高い花火は地面から200メートルの上空まで届くことが出来る。花火の幅は400メートルに及ぶ。42分間続くと史上最長。24日の試験的な打ち上げでは、花火の燃えカスが観賞エリアに影響を及ぼさないことを確認すると共に、10月10日に最も美しい花火のパフォーマンスができるよう調整を進めた。

なお、今年の双十国慶節の花火大会では、豪華絢爛な花火とインテルの無人機による夜空での光のショーのほか、国立台湾交響楽団による生演奏も楽しめる。

(編集:王淑卿)

 

新聞來源:RTI
編集:王淑卿