双十国慶節、日本国会議員祝賀団が訪台

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写真はタンチョウの保護区、釧路市鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ。ここは毎年11月から3月までタンチョウがたくさん飛来する。冬期のタンチョウへの給餌活動のほか、生息する湿原の保全や調査、普及教育やボランティアの受け入れなど様々な活動も行っている。(写真:CNA)

10月10日は中華民国の建国記念日、双十国慶節です。中華民国(台湾)の国交国や中華民国と理念の近い国々は、代表団を組んで台湾を訪問する見通しです。日本の超党派議員団体、「日華議員懇談会」の古屋圭司会長は、日本の国会議員30人余りを率いて国慶節の祝賀式典と祝賀パーティーに出席するほか、日本の民間人100人余りも祝賀のため台湾を訪問する見通しです。

台湾の対日本窓口機関、台湾日本関係協会の郭仲煕・秘書長が1日午前、外交部で開かれた定例記者会見で明らかにしたところによりますと、双十国慶節は非常に重要な日なので、日本は毎年祝賀団を組織して台湾を訪問します。今年も例外ではありません。

郭仲煕・秘書長は、「古屋圭司会長を団長とする、『日華議員懇談会』の国会議員ら30人余りのほか、『日華親善協会』の会長を務めている、衛藤征士郎衆議院議員も日本の民間人を率いて訪台し、国慶節の祝賀式典と祝賀パーティーに出席する予定。今年、日本からは台湾に友好的な親善団体14団体、およそ150人が双十国慶節の関連イベントに参加するために台湾を訪問する」と述べました。

一方、郭・秘書長は、台湾と日本との交流についても触れ、「北海道釧路市の蝦名大也市長は、双方の地方と教育などの面における交流を促進するため、5日から8日にかけて釧路市の市議会議員、および『釧路日台親善協会』のメンバーを率いて台湾を訪問する」と明らかにしました。

郭・秘書長によりますと、釧路市は2011年に台湾にタンチョウヅルを一対贈呈しました。翌年、釧路動物園が台北市立動物園と友好交流協定を締結しました。今回釧路市の訪問団一行は、台北市立動物園の「タンチョウヅル園」の落成記念式に出席するほか、今回の訪問を通じて地方との交流もさらに強化したいということです。

(編集:王淑卿)

新聞來源:RTI
編集:王淑卿