女子は百合紋様の白いブラウスに紫のスカート。男子は黒いスーツに紫のネクタイ。
国立台北教育大学の接待チームが双十国慶節祝賀大会で着用するこのユニフォームは、自分たちの学校の伝統と双十国慶節という式典の意味を取り入れてデザインしたものだそうです。
メンバーの一人である数学科四年生の謝奇君さんは、「ユニフォームの紫のカラーは、学校の伝統の色である紫に、双十国慶節のシンボルである赤を加えた色になっています。百合の花の図柄は、チームのロゴです」と説明しました。
接待チームの優雅な身のこなしは、厳しい練習の成果です。また、メンバーは、英語、フランス語、スペイン語、それにインドネシア語、ベトナム語、タイ語など、合わせて12ヶ国語で対応することができます。
チームのコーチを務める李宗霖さんは、「東南アジアなど、政府の新南向政策の対象国からいらした貴賓の方々を、インドネシア語やベトナム語といった母国語でもてなし、より親しみを感じてもらいたい」と話しました。
双十国慶節祝賀大会での接待が今年で5年目となる国立台北教育大学は、
このほど、10月10日に開催される祝賀大会を前に、このように訓練された動作と特製のユニフォームを披露してくれました。
(編集:曽輿婷/早田健文)